酒造りの場所の絶対条件にもあったように、酒造りに良いお水は欠かせません。
この地で採れる水は白山連峰からの伏流水で、酒造りに申し分のないお水だと
いえます。また米は地元石川県産、及び富山県産の「五百万石」をはじめ、兵庫
県産「山田錦」、長野県産「美山錦」などを厳選して酒米を使用しているそうです。
夢や情熱をもった若者と共に
そして最後に酒造りのこだわりは、お酒を造る蔵人にあります。
農口杜氏の技術と精神を受け継ぐ、夢と情熱を持った若者の公募をし、多数の
応募の中から7名の若き蔵人が採用され、農口杜氏は彼らと共に最後にして最高の
「魂の酒」づくりに挑戦することとなりました。「酒造りの技術を極めたいという
熱い思いを胸に秘めた、若い人たちとともに仕事をしたい。夢や情熱をもっている
人に来てもらいたい」という農口杜氏の熱い思いを受けとめ、農口尚彦研究所は
設立されました。